K/H システム 公開講座 - 上級スピーキング

本格的な実戦の場で、建設的、生産的に 議論に参画できる力 を強化する

▮ K/H High Level 秋 - 上級スピーキングコース  

2024年秋季は開講予定なし/次期開講は、2025年秋季を予定

終日×3回の集中トレーニング


本格的な実戦の場で、建設的、生産的に 議論に参画できる力 を強化する

  • 分析・情報整理力 ー 自分の論と相手の論を客観的に分析し、議論を緻密に整理できる
  • 論理力 ー 建設的に反論ができる / 噛み合うかたちで自論の立て直しができる
  • アピール力 ー 自分の意見の戦略性や競争力を伝え、相手がピンとくる説明ができる

概要

精緻に情報を整理し、相互に納得感のある結論を導き出すスピーキング力の養成を目指します。英語の議論で、自分の論を緻密に立て、相手の論を客観的に分析し、それらをロジカルに整理しながら、最もよい結論を導き出す --- そのために必要な議論力を養成します。主張が異なる相手と建設的に議論して、お互いに納得感のある結論を導き出すために必要なコンセプトと視点、それに必要な英語表現をサンプル英文も使って学んでいきます。特に、緻密性・戦略性・競争力が伝わる説明力で鍵となる「中間項」にフォーカス。「中間項」のコンセプトと説得の中での使いどころ、「中間項」を入れるときの定型表現を学びます。実践練習は、「議論の要素」と「中間項の考え方」を土台にして、ミニプレゼン、質疑応答、ディスカッションと意思決定、ディベートなど発展的に進む形式で、その中で、これまで意識してこなかった議論の要素を意識的に学び、使えるようにしていきます。

<なぜ、英語での議論力強化とそのための意識的トレーニングが必要なの?>

➡ 思考の負荷は、話す側が担うもの! 言葉で戦い、貢献する世界!
1. プロフェッショナルの世界では
英語圏のプロフェッショナルの世界では、常に議論して結論を出すことが求められる一方で、英語で効果的かつ冷静に議論をするのが苦手な日本人ビジネスパーソンが実に多いようです。多様性が高く、厳しい競争社会でもある英語圏のプロフェッショナル同士では、「聞き手」側の「想像力・推測力・理解力」よりも、「話し手」側の「整理力・説明力・アピール力」が圧倒的に重視されます。日本語文化では、この大きな前提の違いに加えて、日本語と英語の説明の順序の違い、議論で言わねばならない内容/情報の違い、「クリアでかみ合っている」と相手に思ってもらうのに必要な説明量の面でも違いがあります。また、議論を英語で行うための必須表現や構文などに十分慣れていないことも、日本人ビジネスパーソンが英語の議論で苦労する要因になっているようです。

2.一般の職場や生活では
英語圏では、常にお互いが異なる立場を主張し、話し合いながら折り合いをつけていくシーンが「生活の場面」から「仕事のやり取り」まで、どこでも当たり前に見受けられます。その時に、自分の主張が上手にできて、相手の反論に対しても主張の立て直しができないと、損をすることになります。戦争や暴力での決着を是としない文明社会では、言葉で戦い、最適解を見つけていく力が必須です。自分と自分が代表する利害を守るためにも、こちらの優秀さを買ってもらって活躍・貢献するためにも、常に自分の思考力と言葉を磨いていく必要があります。自分の立場や「売り」を正確に理解してもらうための説明力に始まり、相手の反論の分析や自分の論の立て直しが効果的に行えるための整理・分析力やロジックの組み立て力、それを言葉にする英語力が必須です。

対象

TOEIC 850点以上で、英語で議論しながら意思決定しなければならない英語環境に置かれている方や、将来その可能性がある方。英語力は高いものの、ロジカルに英語で議論するのが苦手で、どのように勉強していいか分からない方。英語的にロジカルかつ精緻に情報を整理して話すことを、日本語環境にも応用してみたい方。

*  このコースだけを受講することも可能ですが、<ビジコミ強化 コアコース>、<中級スピーキングコース>を併せて受講すると、視点や力を段階的にトレーニングしやすく、学習効果が一層高くなります。

“言いたいことはそれなりに伝えられるが、言いたいことの肝の部分が伝わり切っていないと感じることが多い”
“色々と説明するのに、説得力のある説明でないのか、相手になかなか腹落ちしてもらえない”
“相手が同じことをくどくど言っているように思えて、議論を前に進めるためのポイントがつかめない”

▌使用教材

「精緻な議論」(音源付) / 「中間項の具体例と英語表現」(音源付)

「精緻な議論」は、相手と噛み合った議論で必須の英語表現と具体例を豊富に掲載。また、「中間項の具体例」は、緻密性・戦略性・競争力を伝える上で必須の「中間項」の基本形とそのバリエーション、中間項を上手に使うための便利な英語表現をまとめてあります。

  ▌AGENDA

 <UNIT 1> 議論の要になる「中間項」の考え方 (1) と 議論のための基本コンセプト を学ぶ

  • 「中間項」のコンセプト:具体からくくり出す / 抽象概念をブレイクダウン
  • 議論のための基本コンセプト: Defeasible Argument のコンセプト/ 主張・大前提・根拠のコンセプト
  • 議論の建設的な「反論」と「立て直し」の方法を学ぶ
  • 実践 「中間項 (WHAT)」と「Argument (WHY)」をクリアに出す練習

<UNIT 2> 「中間項」の考え方 (2) と 見本例から英語圏の議論の感覚を学ぶ

  • 中間項: 定義の中身とその特徴の“強み” をしっかり言葉にする
  • 中間項: 遠い利点を見せて、そこまでどうつながるかの“仕組み” を説明する
  • 見本から議論感覚を学ぶ
  • 実践 「中間項」と「中間項的利点」「大前提」を伝える・引き出す練習

<UNIT 3> 「中間項」でクリアに、緻密に定義する力の強化 と 論を立て直す力の強化

  • 実践 反論・立て直しの練習
  • 実践 「中間項」を定義する練習
  • 総合実践練習 背景を共有していない相手に、短時間で特徴や強みを伝える
▮ コース日程・受講料

※秋季のみ開講:2024年秋季は開講予定なし
次期は2025年秋季を予定。

よくあるご質問(FAQ) を読む
▮ 受講者の声

「英語圏の考え方と英語の話の組み立て方の考え方を学べました。英語圏の話し方の組み立て方を理解してパターンの引き出しを作れば、考える時間を作れるので、教えて頂いたパターンを深く自分の言葉で話せるように浸透させていきたいと思います。ただ英語でやり取りするだけではわからない、英語圏の考え方がとても勉強になりました。
ハイコンテクストの文化だけで暮らすと必要性を感じず、頭が固まってしまっているので、学んだ考え方を日々の思考に取り入れたいと思慮しております。大変ありがとうございました。」

「普段の会話や思考が、いかに具体に重点を置きすぎているということを痛感した。話をする側に説明責任があるということを頭に叩き込んで話す訓練をするようにしたい。エネルギーを使い果たしてしまいましたが、これで途切れないようにします。いつもありがとうございます。消化しきれていない気がしておりますが、日頃の業務の中でも少しづつレッスンが活きてスムーズにやり取りできることが増えてきたのが励みです。今後も学習したことを実践の場で意識的にトライするように頑張ります。」

中間項、前提、など、日本語環境で意識することがなかなかないことを(冷や汗をかきながら)体験的にも学べたことと、聞く立場を経験することはあまり持つことはできないと思うので良かった。
自分以外の人が話したり、シャドーイングしたり、プレゼンしているのを見たり聞いたりすることでひきしまるものがありました。中間項のARTというのは創造的で自分自身を表現することにもなるので。11月からの自学コースと12月からのフェローシップと今回のスピーキング講座で(どれかをキャンセルしないと、と思ったくらいでしたが)シャドーイングの練習をあれこれ平行でやらなければという状況ではありましたが、
・自学コースでいただいたフィードバックがそのまま(フェローシップの)シャドーイングで役立ったり、
・フェローのシャドーイングと自学コースの解説がリンクしたり、
・中間項探しが、自学コースの英文で理解が深まったり
・ピヨーンと跳ぶようにはじいて発音する、などといったK/H本での表現が体感的に理解できるようになったり
ピンポンのような相乗効果があったように感じました。
(シャドーイングが仕上がるのに3ヶ月かかるイメージでしたが、英語が残る感覚がすごく短く早くなってきた気がします。)ありがとうございました。」

中間項が定着するよう、体系的に授業が組まれていたことと、アウトプットする機会とその場でのフィードバック(一方向ではない授業スタイル)で課題が見えてきたことが良かったです。課題が明確になったから難しいというよりは、コンセプトとして分かると出来るの間にまだ少し距離がある気がしました。発音含め、忌憚なきフィードバック、現状を再認識するのにとても役立ちましたので、ありがとうございました。」

▮ K/H System 公開講座 6コース

K/H System Basics

英語基本学習法

コース詳細
 K/H System Core I

英語力強化コア

コース詳細
 K/H System Core II

ビジコミ強化コア

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K/H Advanced 春

中級リスニング

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K/H Advanced 秋

中級スピーキング

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K/H High Level

上級スピーキング

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