K/H システム 公開講座 - 中級リスニング

「基盤力」を固めると同時に、精度の高い高度な英語力にレベルアップする実践トレーニング

▮ K/H Advanced 春 - 中級リスニングコース  

※春季のみ開講


本格的な実戦に向けて、英語聞き取り力の 精度と緻密さ を強化する

  • 精度 ー 構文が複雑になっても、細かいところまで正確に理解できる
  • 瞬発力 ー 抽象的な内容でも、瞬時にイメージに落とし込んで理解できる
  • 論理性 ー 論旨のメリハリをつかみ、メッセージをしっかり頭に残す

概要

英語の「基盤力」をさらに固めると同時に、精度の高い高度な英語力にレベルアップするための実践トレーニングを徹底的に行います。このレベルの英語学習者にありがちな「聞き取りの不正確さ」、「ニュアンスの混乱や誤解」の原因となる、文法(時制、仮定法、冠詞、単数/複数形)のニュアンス、複雑な構文の理解、語彙のニュアンスにフォーカスし、長く、複雑な文でも、文頭から正確に、リアルタイムで英語を理解できる力を養成します。
また、一文ごとの理解に加えて、パラグラフ全体で話を追えていないと、メッセージを正確につかめません。そのためには、まず英語的な話の組み立て方のパターンを知り、どの形で説明が展開しているかにも意識を向けて聞くこと。本コースでは、①英語の話の組み立てパターン、②サポートの種類、③サポートの転換点の表現、④ so/butへの意識などを実例から学びます。また、総合練習ツールとして、話の流れを書き取る ⑤ロジカル立体ノートテーキングのテクニックも学びます。

対象

<英語力強化コアコース>を既に受講された方、またはTOEIC 800点以上

<英語力コアコース>既受講者*で、継続学習のマイルストーンとして学習の進捗と次の課題を確認したい方/長い構文でも正確に聞き取れる高度な聞き取り力を養成したい方/推測に頼ったサバイバル的な聞き取りから脱却したい方

*  <英語力コアコース>の継続ステップアップコースとしてカリキュラムを組んでいます。<ビジコミ強化コアコース>からの受講も可能ですが、<英語力コアコース>で学ぶ「英語基盤力」と「訓練ツール」の理解を前提にコースが進行します。

“ネイティブの話は大体は分かるつもりだが、実は、どこか推測に頼っている聞き取りに後ろめたさを感じている”
“日常会話はほとんど理解できるが、話が複雑になると途端にサバイバル的な聞き方になってしまう”
“TOEICのスコアは高いが、さらにレベルアップするための課題が何か分からない”

▌使用教材

「日本人の苦手な 上級構文パターン集」(音源付)/「リーダーのスピーチ集」(音源付)/ 「ノートテーキング技法、記号・シンボルリストを含むノートテーキングの方法」

ビジネスや政治でリーダーとして活躍するネイティブスピーカーのスピーチ。様々なトピックと、役職・背景・国・性別などの異なるスピーカーの素材を使用してパラグラフ単位の聞き取りを行う。また、上級レベルにいくために必須の、上級構文パターン教材で学ぶ。経済、社会、政治などの時事問題やものの考え方などについて知的な議論をする際に頻出する構文で、日本人の苦手とするものをパターンで学ぶ。長い構文も、ネイティブの発想のパターンを理解し、シリーズで慣れておくことで、正確に、でもサッと瞬時に意味がつかめる力を養成する。このクラスでカバーするのは、13シリーズあるうちの、CD1:SVOC構文と、CD2:原因⇒結果文。「構文パターン」と「話の論理展開」の実例に触れて訓練することで、応用力を徹底強化。

  ▌AGENDA

 <UNIT 1> 聞き取り力アセスメント と 構文パターン実践練習

  • 聞き取り力アセスメント: 「できているエリア」と「課題エリア」を特定
  • 「音/意味をつかむ力」と「瞬時に意味・イメージに落とし込む力」 レビュー
  • 実践 構文パターン聞き取り練習 (1)
  • ニュアンスの学習: 時制・冠詞・単/複数・仮定法

<UNIT 2> 英語の典型的な論理構造の理解 と それを意識した聞き取り力の強化ツール

  • 英語の典型的な論理構造の理解 ー 話の大きな流れと論旨のメリハリを押さえた聞き取り力
  • 学習ツール ロジカル立体ノートテーキングのコツ
  • 実践 構文パターン聞き取り練習 (2)
  • 実践練習: 論理構造を意識した聞き取りとロジカル立体ノートテーキング

<UNIT 3> 総合実戦練習: 精度とニュアンス+スピード+話全体の全体像をつかめる聞き取り力

  • 実践 構文パターン聞き取り練習 (3)
  • 総合実戦練習: “四角い部屋を四角く掃ける” 高度な聞き取り力
  • 高度な構文意識とニュアンスの意識 + 瞬時にイメージ化する力 + 話の“森”も見る力
▮ コース日程・受講料
日本:

5月25日(土) AM 9:00~17:00

5月26日(日) AM 9:00~12:45

  • 新規 ¥53,900 (税込・教材費込)  

  • 継続者 ¥49,500  (税込・教材費込)  

※お支払い方法:銀行振込

 ※ オンラインで実施
 海外:
海外からの参加をご希望の場合は、下記にご連絡ください

[email protected]

今季のコースは 申し込みを終了しました

春季のみ開講:
毎年6月~7月に開講しています。春季の申込開始は2月ごろを予定しています。

よくあるご質問(FAQ) を読む
▮ 受講者の声

「リスニングにおける自分の欠点や弱みを知ることができる部分がよかったと思う。内容自体はわかりやすかったですが、ノートテーキングはマスターするには多少時間かかると思います。
また、アメリカ人の英語は聞きやすいが、イギリス人の英語リスニングには多少不得意な部分もあって、そこは少し難しかったですが、それもトレーニングの一部として、よかったと思います。英語のリスニングに木をばかり見て、森を見ていないという自分の欠点に気づき、より話の全体が分かるように、ノートテーキングやもっと全体が見えるようなリスニングができるようにしたいと思います。週末3日間のレッスン、本当にお疲れ様でした。学ぶポイントも多くて、とても助かります。引き続き何卒宜しくお願い致します。」(TOEIC 805・駐在員)

「何故、英語で聞いた内容が頭に残らないのか、自身の課題を構造的に把握できたと共に、どのようなトレーニングをすべきかが分かったこと。自己の課題を解像度上げて理解できたことと、それを解消するトレーニング方法を把握するにはちょうど良かったと考えております。今回のコースで学んだことを続けていけば、今まで抱えていた課題を改善しながら、英語を楽しめるのではと思ったからです。言葉のニュアンスの話が面白かったです。
また、音声教材について、英語だけのパートがあると助かります。非常に示唆に富んだ研修でした。大変ありがとうございました。」(TOEIC 860・駐在員)

「実践的であり、聞き取りのポイントを構造で示して、実習をとおして1つ1つ体験できました。聞き取りの教材もネイティブや会社役員の話であり、説明の論理構造を理解するうえでも、非常に参考になった。
Day1で自分が聞き取りがほとんどできていないことに気が付き、3日間やり遂げるのは容易ではないなと思いました。今までの自分の聞き取りは、知っている単語を拾い、それを文の最後から日本語に訳していくような聞き取りしかできていないことに気が付きました。改善すべきことが多々ありますが、その分伸びしろが大きいと前向きに捉えています。K/Hは実践的で、すばらしいプログラムだと思いました。自分は、基礎ができていないと痛感しました。教材を活用して復習するとともに、10月のビジコミ強化コアコースを受講したいと思っています。ありがとうございました。」(駐在員)

「構造的ノートテイキングの方法が学べてよかったです。練習してみて、少しだけ構造的に聞けるようになったような気がします。ポイントは理解出来ましたが、実際に聞けるかどうかはやっぱり別だなと感じました。聞いて理解するのはまだまだトレーニングが必要だと思いました。できた!と思っている自分を想像したらわくわくしてきたからです。体系的なプログラムでコンセプトはすぐに理解できますが、実際やるのが難しいプログラムだと思いました。ですので、複数教材で何度も繰り返し練習できるプログラム構成であるのが良かったです。また冠詞等から読み取れるニュアンスを学ぶことは独学では難しいので、そこも非常に学びになりました。」(TOEIC 910)

「木を見て森を見ず、に陥っていた自分のリスニングを今一度チューニングし直すことができた。何か教材やラジオを聞いていても、「あの単語が聞こえなかった。」「この部分が聞こえなかった。」と木ばかりを気にして、「全体のロジック」「全体の論調」といった森を描かないでリスニングしていた自分から脱却することができた。もちろん「木」の部分である冠詞や時制、助動詞のニュアンスを大事にしながらも、「次にはこんなことを言うだろうな」という森全体を予想しながら聞くことができるようになった。普段聞いている「教材」の英語は「速い」ものが多いので、今回使用した音源はスピード的には遅く感じたため。しかし、内容や構文自体は高度だったので、「ちょうどいい」にしました。今回の音源でシャドーイングを徹底するだけでなく、「自分の話す」持ちコマにまでできるようにしゃぶりつくしたいからです。特にイギリス英語のシャドーイングは今から楽しみです。 K/Hシステムの素晴らしいところは、英語力の底上げや向上に寄与するだけではなく、日常生活や仕事においてもその質が向上するところにあります。
 例えば、リーダーシップの取り方、フィードバックの返し方、ロジカルな伝え方というのは全ての仕事の根底につながるものだと感じます。マイナス面のフィードバックをする前には必ずプラス面のフィードバックをしておく。so thatでプラスを伝えるように、その行動をとれば何がプラスなのかを予めリーダーが伝えておく。こういった学びが日常の仕事や生活の質の向上につながっています。 日常でも活かすことによって、英語の文化というか、考え方というか、そういったものに近づき、結局のところより早く習得に近づくのではないかと思っています。次回、中級スピーキングに参加します。今後ともよろしくお願いします!」(TOEIC 920)

▮ K/H System 公開講座 6コース

K/H System Basics

英語基本学習法

コース詳細
 K/H System Core I

英語力強化コア

コース詳細
 K/H System Core II

ビジコミ強化コア

コース詳細
K/H Advanced 春

中級リスニング

コース詳細
K/H Advanced 秋

中級スピーキング

コース詳細
K/H High Level

上級スピーキング

コース詳細